ZSHとMacVimとVimFilerの導入

Mac で開発を行う場合、ターミナルやテキストエディタは種類は違えど必須なツールと言えるでしょう。

その中で、ターミナルで操作する シェルZSH に、そしてgVimといわれるVIMアプリケーションとして MacVim を導入するための手順を紹介します。

また、MacVimとターミナルでのvi/Vim共通で使える VimFiler の導入と操作方法についても説明します。

シェルって何だ?

プログラムを組み始めると、 「ターミナルから実行して…」、「シェル操作で…」など、 ターミナルシェル という言葉をよく聞くことになるでしょう。

マシン(Windows PCやMac本体)は、当然ですが、私たち人間の話す言葉は理解できません。そのため、私たちはキーボードを通じて命令をマシンに送りますが、このとき私たちは、プログラムのようにaやbなどの英数文字を入力します。前回の Unity エンジニアになるための C# 学習環境を構築する でディレクトリを作ったり消したりしたときも、 コマンド と呼ばれる文字列を入力して操作していました。しかし、マシン側はこの命令の文字を直接理解することができません。

私たちは、 ターミナル から コマンド を打ち込み、そして シェル が翻訳機となりマシンに命令を送って、マシンを操作しています。

ターミナルは、Mac標準の ターミナル というアプリケーションや、前回導入した iTerm Windowsの場合、Linuxの場合を含めるといくつも種類があり、好みのターミナルを利用することができます。また、 シェル も同様で、複数のシェルの種類が存在します。Macでは、デフォルト(初期状態)で bash (ビーエーシェル/バッシュ)が使えるようになっています。もちろんbashでも問題ないのですが、さらに機能が追加されている zsh(ズィーシェル/ゼットエスエイチ) というシェルが存在します。

このzshは、macOSの場合特にインストールなどを行わなくても利用することが可能です。

ZSHを使うための設定

まず、自分がいまどのシェルを利用しているかを、ターミナル(今後は、iTermのことを指します)から確認してみましょう。

/bin/bash と表示されるはずです。既に違うシェルになっている場合は、違うパスが表示されるかもしれません。

ここからは、利用するシェルをzshに変更して、シェルはzshを利用していきましょう。

まず、システム環境設定から ユーザーとグループ を選択します。

管理者権限で操作するために、ロックを解除して、自分のユーザーを右クリックします。 詳細オプション というポップアップメニューがでるので、選択すると下記の画面になります。

プルダウンメニューから /bin/zsh を選択します。OKを押して、一端macOSを再起動しておきましょう。

再起動後、ターミナルから、もう一度利用しているシェルを確認してみましょう。

/bin/zsh に変わっているはずです。

iTermのテーマとカラー設定をして見やすくしよう

iTermを入れてから、デフォルトのテーマで利用しても構いませんが、ちょっと見やすくするためにテーマを変更してみましょう。

iTerm2の画面上部にあるメニューから Preferences を選択します。

テーマを Tango Dark に変更します。また、Windowタブを選択して、背景の不透明度を調整します。

この iTerm の設定は、完全に好みですので、自分の好きなテーマや、見やすさに調整してください。

.zshrc の設定

先ほど設定した、zshは、 .zshrc というファイルに設定をすることでカスタマイズできます。このファイルは、ユーザーディレクトリ直下に存在する必要がありますので、次のコマンドでファイルを作成します。

vi でファイルを開いたら、まず、ノーマルモードで次のコマンドを実行します。

その後、下記の内容を、入力モードに切り替えて(iを押して)、 cmd + v で貼り付けます。

set paste を実行しないと、貼り付けたとき、貼り付けたコードのインデント(段落)が崩れてしまうために、先に実行しました。

次のコマンドで、ファイルを保存して終了します。

ここで、一度ターミナルを閉じて、もう一度ターミナルを起動してください。ターミナルを閉じずに、下記のコマンドを実行して.zshrcの内容を反映することもできます。

ls -la コマンドなどでディレクトリの内容を表示してみてください。最初に比べて、大分見やすくなったのではないでしょうか。 zshは、この.zshrcに設定を書くことで、細かく好みの設定を行う事ができますが、今回はこのくらいにしておきましょう。

おわりに

記事が長くなってきたので、残りは次回に回します。標準のシェルやターミナルの設定は、個人的に使いやすいものになっているとは、言いがたいと思っています。
.zshrcそして、次回は.vimrc/.gvimrcを記述して設定をカスタマイズしていきます。

この なんとかrc ファイルは、秘伝のたれのようにカスタマイズしながら持ち歩くものになるでしょう。 (なので、段々汚くなっていったりするのですが…)
できれば、Dropboxなどバックアップをとっておくことをオススメします。新しいマシンに変わっても、このrcファイルたちさえいれば、使い慣れた設定に瞬時に戻ります。

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